体力計測会(心負荷が心配な人用)

「心臓が弱いかもと心配」なら確認しませんか?

元厚労省医系技官の循環器内科医が医学に基づいてあなたの体力を計測します。

あなたの”心臓年齢”は何歳?

日常生活での坂道や階段を上るのが不安ですか?趣味の山登り、テニスやゴルフ、お孫さんと遊ぶ時など心臓に負担をかけすぎないか不安ですか?自分の心臓は人よりも弱い気がして自信がありませんか?

それは多くの心臓病の方が抱える悩みです。

心臓病の多くの方は、脂汗でびっしょりで冷たくなった顔をしわでぐちゃぐちゃにして悶える事も、座っているだけなのに水の中で溺れるように苦しくてハアハアと隣の部屋にも聞こえるよな音を立てて呼吸をすることも、もう二度と体験したくないと思っています。そして、そんな状況になったときには、周りに人に迷惑をかけてしまうのではないかと、大事な人の顔を思い浮かべて、さらに心配が心配をよんでいます。

いつも階段や坂道で心臓がバクバクと言い始めると、苦しむ自分の顔・それを心配そうに見る家族の顔・タンパクで居心地の悪い病院の風景が頭をよぎり、心配に付きまとわれてしまっているんです。

心臓への負担の心配は、心臓病を患った人だけではありません。60歳代の方にアンケート調査した結果、30%の方が日常生活で心臓に関する不安をお持ちで、13%の方が心臓への負荷に不安を感じていらっしゃいます。

健康診断で異常を指摘されているから、家族に心臓病の人がいるから、単純に年齢を重ねているから、など心臓の不安を抱える人は多いのです。

あなたも何かがきっかけで心臓の心配を抱えているのではないでしょうか?

私はこの不安を解消するために、病院の中で循環器専門医として、そして、厚生労働省で循環器病対策専門官として働いてきました。ただし、病院の外での人々の心臓への不安は病院の中からでは十分に解決することができず、国の政策でも、1人1人に合った解決策を作ることは難しかったのです。

そこで、医師である私自身が病院の外に飛び出し、患者さんの日常生活に近い場所で、医学的な知識を活かして、サポートをすることで、患者さんの不安を少しでも解消することはできないかと考え、病院外での活動を開始しています。

今回ご案内する体力計測会では、医学に基づいた体力計測を行い、論文結果に基づき推定心臓(体力)年齢を計算します。

  • あなたの心臓は本当に弱いのか、弱いならどれほど弱いのか。
  • 日常生活で漠然とした不安を感じいる人には、どれほどまでなら動いても安心なのか。

が分かるものになっています。

あなたの心臓年齢は何歳?それが分かれば同年代と同じように運動をしてもよいのかの参考になりますね。

もう、やみくもに不安で怯える必要はありません。

少人数制ですので医師と気軽に話せて、質問もできる会です。専門医がすぐそこにいるので、少々心臓に負荷をかけすぎても安心です。

医学に基づいた体力計測

病院の中でも行っている医学に基づいた計測を病院外で行います。

具体的には6分間歩行試験と握力の計測です。

それをどのように解釈するかという内容のミニレクチャーも行います。

いずれも体力の指標として、治療効果の判定にも用いています。

例えば、6分間歩行距離(6分間で歩ける距離)が短いと心臓の機能が低いという事で、病気を繰り返したり、早く亡くなったりする可能性が高くなります。

また、運動の試験を通して、どれぐらいなら自分は動いても問題がないのか、自分の心臓が耐えられるのかという事を体験してもらう事にも非常に価値があります。

この計測を通して「こんなに動いてよかったという事が分かり安心した」とおっしゃる人も多いです。

その日のデータに加えて身長と体重から推定体力年齢を計算することが可能です。当日は体重だけは計測してきてください。

体力計測会のご案内

  • 時:申し込みフォームにて希望のお時間を指定してください。
  • 時間:1時間
  • 場所:東京新潟県人会館(東京都台東区上野1丁目13−6)
    • 東京メトロ千代田線「湯島駅」6番出口から徒歩1分
  • 費用:1000円
  • 準備するもの:タオル、水分、筆記用具。体重計測してきてください。

以前文京区で開催した際には24名の方に参加頂き、大変好評をいただきました。

過去の体力計測会での反響
  • K.Nさん(74歳)「医院での説明以上に詳細が分かり理解につながった。健康寿命を延ばしたいと考えます」
  • Y.Kさん(67歳)「自分の心臓年齢・握力年齢がわかったのはとても有り難かった。とても楽しく分かりやすかった」
  • M.Kさん(71歳)「実際に計測してみて、体力がないことを自覚できて良かった」
  • F.Oさん(68歳)「現在の体力を知り改善策をご指導いただけるので助かりました。今後もこの活動の維持を希望します」
  • E.Oさん(67歳)「6分間歩行をしてから 通勤や買い物の時 以前より歩幅を広げて歩くようになりました。」

お申込み前の注意点

6分間自力で歩くのが難しい方や重度の認知機能の低下があり6分間歩行のルールの理解が難しい方は参加をご遠慮しております。

東京都湯島駅近くの会場にいらっしゃることができる方のみが対象になります。

これは私が1人で行っている取り組みですので、提供できる地域が大幅に限定されます。

今後全国にも拡大したいですが、まだ私が住む地域の近くでしか開催できていません。

日本中を探してもこのような取り組みはないと思いますので、参加できる方がかなり限定されてしまう事を申し訳なく思っております。

お友達にご紹介頂き、一緒にご参加頂いても全く問題ございません。その際は、このサイトをお知り合いに共有して頂き、お知り合いの方もフォームの入力を行ってください。

お申込み方法

1回の計測会でお受けできるのは最大12名です。

席が埋まってしまってはご参加いただけませんので、お申し込みはお早めにお願いいたします。

申し込みは以下のフォームを入力後送信してください。一度に多数の申し込みがあった場合は入力内容によって選別させていただきますのでご了承下さい。

追伸

心臓への負荷の不安は多くの方が抱えています。それもそのはず。心臓は体のエンジン部分で、ここが故障しては命にもかかわる状態になるからです。そしてそんな大事な心臓は目で見えるものではないので、皆さん「心臓が弱いかもしれない」という漠然とした不安にさいなまれているんです。

この体力計測会であなたの心臓の強さを見える化しましょう。不安への対策のため1歩は現状把握です。

講師:丸目恭平(医学博士・循環器専門医・元厚生労働省循環器病対策専門官)

私は、社会の中での医療者の役割は、「医学的なサポートによって、その人がその人らしく過ごせる時間を作る事」だと考えています。循環器専門医である私のミッションは「心臓病からその人らしさを守る」ことです。体力計測会によって、少しでもあなたが安心して、心臓への心配から解放され、あなた自身の生活を楽しめるようになって頂けると、私はうれしいです。

<主な経歴>

2004年熊本県立熊本高校卒業
2011年熊本大学医学部医学科卒業
(内1年間イギリスリーズ大学に交換留学)
2011年
-2013年
茅ヶ崎徳洲会病院にて初期研修
2014年
-2017年
国立循環器病研究センター心臓血管内科 
レジデント
2018年熊本大学大学院医学教育部博士課程修了
2019年
-2022年
オーストリア インスブルック大学  
ポストドクトラルフェロー
2022年
-2024年
厚生労働省 健康・生活衛生局 
がん・疾病対策課 課長補佐・循環器病対専門官
(医政局特定医薬品開発支援・医療情報担当参事官室併任)
2024年
4月-
株式会社Doctock代表取締役
国立循環器病研究センター心臓血管内科非常勤医師