私は循環器専門医として15年間、のべ1万人以上の患者さんを診てきました。
高血圧の患者さんに「塩分を控えてくださいね」と伝える。これは医師なら誰でも言います。でも、次の外来で「先生、やっぱり難しくて…」と戻ってくる患者さんを、私はどれだけ見てきたでしょうか。
情報を与えるだけで満足してはいけない。
真に行動をサポートすることが、今の医療のあるべき形だと思いました。
きっかけは妻の一言でした。「塩分量の計算、アプリでできたらいいのに」——料理を担当する妻自身が、減塩の難しさを感じていたんです。
そこから開発が始まりました。今では丸目家の食卓でも毎日「適塩キッチン」を使っています。美味しく食べて、自然に塩分管理ができる。家族みんなが笑顔の食卓——これが私たちの目指す医療のカタチです。