減塩食を簡単に作る事が出来ないかと悩んでいた医師が、
”食材をすべて鍋に入れてボタンを押せば料理ができる”
というホットクックの特徴に目を付けて、完ぺきな塩分計測により塩分濃度 0.6%の無駄な塩分が入っていない、減塩食料理を作る事に挑戦しています。
作る料理の塩分濃度を 0.6%で統一していれば、いろいろ組わせても、合計の重さが333g以内であれば、1食の塩分量は2g以内です。
らくシオのロジックは以下の通りです
塩分濃度 0.6%の美味しい食事を作る
↓
0.6%の料理を好きな割合で組み合わせ、合計が333g以内になるようにする
↓
塩分量は2g以内になる
式にしますと
333g(料理の重さの合計)x0.6%(塩分濃度)=2g(塩分量)
らくシオを使えば、貴方に簡単に自由で美味しい食事が戻ってくることでしょう。
夏野菜とチキンの減塩!無水カレーについて
保育園で子供がトマトとナスを育てています。
毎日、水やりを楽しみの保育園に行っていて微笑ましい限りです(^^)
保育園の入り口にプランターが置いてあるのですが、6月になってからどんどんトマトは赤くなり大きく、ナスもつやつやとふっくらしてきました。
保育園で時々収穫して食べているそうです。
夏野菜がおいしい季節ですので、今回は夏野菜のカレーを作りました!
そして、なんと今回は、ホットクックを使って水を使わず、カレールーも使わずカレーを作ります。
野菜の水分と食材のうま味をこれでもかっと出し切って、最後にカレー粉を入れます。
食材
~4、5食分の食材~
トマト 中4個
ナス 2本
ピーマン 2個
タマネギ 大1個
大豆 100g
鶏かた肉 300g
カレー粉 12g(S&B 通称赤缶カレー粉)
オリーブオイル 大さじ1杯
塩 具材の総量に対して0.6%
1人分の食材:250円
準備:10分
ホットクックでじっくり熱を入れる事で野菜は小さくなるので、大きめにカットします。
トマトは4等分にしてへたを切り落とします。
ナスは半分に切った後に、3-4㎝大にカット。
玉ねぎは8等分
ざくざく切って、切った順にホットクックのうち鍋に入れます。
最後に鶏かた肉・大豆を投入し、合計の食材の重さは1448gでした。
食材がすべて入ったところで塩をいれます。ここがらくシオ最大のポイントです!
「食材の0.6%分の塩分がおいしいと感じる丁度いい塩加減である」という黄金ルールにしたがい、食材の重さの0.6%分の塩分を入れます。
1448g x 0.006 = 8.7g で8.7gを計測しました。
※小数点1桁まで計測する測りである必要があります。我が家ではTANITAのKD-320を使用しています。
塩を食材にまぶすようにかけけたのちに、オリーブオイル大さじ1杯もかけて、準備完了!
調理:65分
「メニューを選ぶ → メニュー番号で探す → No.007(チキンと野菜のカレー(無水カレー) → 調理を開始する → スタート」で調理開始です。調理時間は65分(1時間5分)です。後は自由時間。子供とyoutubeを見て過ごしました。
調理が終わったら、最後にカレー粉12gを入れます。
出来上がりがこちら(2食分ついだ後なので少し量は少ないです。。)ぶつ切りに入れた野菜は食べやすい大きさになり、水分もしっかりと出てカレーになっています!
実食
ここで、らくシオのポイントです。
塩分管理のために、食べる食事の量を測ります。
今回は、206gでした。らくシオの基本は水蒸気で逃げた水分による塩分濃度の変化は無視できるとして、塩分濃度0.6% をかけます。
206gx0.006 = 1.2g の塩分が入っているとわかります。
夏野菜とチキンの減塩!無水カレーが見事完成です。
野菜の中の水分で作ったルーでトマトの酸っぱさやタマネギの甘さが混じった濃厚な味わいです!カレー粉のみでカレーとしても満足の味。鳥肉もホロホロで美味しい。大豆はふににゃふにゃだったので後入れにするか、なくてもいいかも。
野菜のうま味が混ざり合って絶妙に美味しかったです!二日目のカレーがまた一層深みがでていました。カレー粉のみで後味が軽くいくらでも食べられそうでした。
<評価>(参考:評価基準)
おいしさ | ★★★★ |
栄養バランス | ★★★★★ |
手軽さ | ★★★★★ |
値段 | ★★★★ |
総合 | ★★★★ |
家で作るカレーとしてはかなりおいしいと思います!でもプロはやっぱりもっとおいしいので美味しさは★4つにしておきました。なんといっても栄養と手軽さですね。野菜をたくさんとれますし、食材はざく切りでうち鍋にいれて後はボタンを押せば出来上がるって、ありがたいです。また来月にでも作ってみたい!