高血圧や心臓病の方は病気の管理の為に1日6gまでに塩分接種を控える事が推奨されています。
1食当たり塩分2g以内です。
患者さんのために減塩食を簡単に作る方法を模索して続けた医師がついに解決策を見つけました!
”食材をすべて鍋に入れてボタンを押せば料理ができる”
というスマート家電の特徴に目を付けて、完ぺきな塩分計測により塩分濃度 0.6%の無駄な塩分が入っていない、減塩食料理を作る事に挑戦しています。
これは楽して、減塩にもなる料理で、名付けて”らくシオ”です。
作る料理の塩分濃度を 0.6%で統一していれば、いろいろ組みあわせても、合計の重さが333g以内であれば、1食の塩分量は2g以内です。
らくシオのロジックは以下の通りです
塩分濃度 0.6%の美味しい食事を作る
↓
0.6%の料理を好きな割合で組み合わせ、合計が333g以内になるようにする
↓
塩分量は2g以内になる
式にしますと
333g(合計の料理の重さの合計)x0.6%(塩分濃度)=2g(塩分量)
らくシオを使えば、貴方に簡単に自由で美味しい食事が戻ってくることでしょう。
手羽元とキノコの炊き込みご飯について
今回は炊き込みご飯を炊飯器で作ります。
炊飯器はどこの家庭でもあるものですので、皆さんに利用してもらえるレシピになると思います。
今回のポイントは”だしを使わず味付けは醤油のみでおこなう事”です!
だしには塩分が入っており、塩分をどれぐらい入れたかが分からなくなるからです。
「それじゃあ味しないんじゃない?」って心配になりますよね。
大丈夫です!
キノコをたくさん入れる事でだしが出るんです!
加えて、鳥のだしも出るように手羽元を使って調理します!
まだ、信じられないですか?それなら試しに作ってみてください♪
食材
~4~6食分の食材~
ご飯3合
手羽中10本
しめじ200g
大根10㎝程度
大葉 1枚
1人分の食材:200円
準備:10分
まずは手羽中をオーブンで少し焦げ目がつくように焼いておきます。
そうする事で香ばしさがでておいしくなります。
大根は食べやすいサイズに切りまししたが、輪切りの状態でも大丈夫です。炊き込みご飯ができた後にしゃもじでほぐせばいいだけですので。
それらの食材の準備を行い、お米を研いだら、後は全てを炊飯器の内窯の中に入れます!
食材がすべて入ったところで味付けです。ここがらくシオ最大のポイントです!
「食材の0.6%分の塩分がおいしいと感じる丁度いい塩加減である」という黄金ルールにしたがい、食材の重さの0.6%分の塩分を入れます。
しょうゆにはおおよそしょうゆの重さの17%が含まれているので、しょうゆを使うなら食材の重さの3.5%のしょうゆを入れればいいです。
1430g x 0.035 = 50g ですのでしょうゆ50g(=50ml)を計測しました。
しょうゆを内窯にいれて、準備完了!
調理:40分
後は炊飯ボタンを押して、ご飯が炊けるのを待つだけです!
出来上がりがこちら。
ご飯にはしっかり色がついて、手羽中の焦げもおいしそうです。
実食
お茶碗に持って、刻んだ大葉をかけたら完成です。
ここで、らくシオのポイントです。
塩分管理のために、食べる食事の量を測ります。
今回は、197gでした。らくシオの基本は水蒸気で逃げた水分による塩分濃度の変化は無視できるとして、塩分濃度0.6% をかけます。
197gx0.006 = 1.2 g の塩分が入っているとわかります。
手羽元とキノコの炊き込みご飯が見事完成です。後は味が薄くないかどうか。。ちょっと大根の色味が薄いのが心配です。
大根自体は確かに味が薄かったですが、ご飯と一緒に食べると味が薄いという感じはしなかったです。むしろ素材のうま味も分かり、落ち着いた味わいで私はよかったです。2日目はさらに味がなじんでおり、おいしくなっていました!
きのこと手羽中の味がご飯に含まれていてだしが入っていないとは思えないほどおいしかったです。焼いた後炊いた手羽中はホロホロでした。炊き込みご飯はなんといってもお手軽なのがイチオシポイントです。
<評価>(参考:評価基準)
おいしさ | ★★★★ |
栄養バランス | ★★★★ |
手軽さ | ★★★★★ |
値段 | ★★★★ |
総合 | ★★★★ |
来月にもでまた作りたいと思えるような美味しさでした。なんといっても手軽さがいいですね!ほとんど洗い物も発生せずに、作れます!季節の食材を使ってアレンジをができそうです!
一緒にお味噌汁もいかがでしょうか?