【採択】日本医療研究開発機構(AMED)「ヘルスケアサービス実用化研究事業」に採択されました

株式会社Doctockが国立循環器病研究センターなどと共同で提案した研究課題が、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)の「ヘルスケアサービス実用化研究事業」に採択されました。当社は研究分担機関として、心臓リハビリテーションの業務を改善する運動支援アプリの開発と実用化を担います。

採択の概要

事業名 日本医療研究開発機構(AMED)ヘルスケアサービス実用化研究事業(令和8年度)
課題名 IoTウェアラブル連動型脈拍ベース運動支援アプリによる心臓リハビリ業務効率化と医療機関の収益増―心血管疾患の再発・重症化予防から職域生活習慣病予防への展開―
研究開発期間 2026年8月〜2029年3月(3年間)
研究開発代表者 国立循環器病研究センター 野口暉夫 副院長

AMED(日本医療研究開発機構)とは

AMED は、医療分野の研究開発を基礎研究から実用化まで一貫して支援するために2015年に設立された国立研究開発法人です。各省庁に分かれていた国の医療研究開発予算を集約して配分する、わが国最大級の研究資金配分機関です。その支援対象には専門家による審査を経て選ばれる必要があり、今回の採択は、本課題が医学的な根拠と実用化の計画の両面で評価されたことを意味します。今回の公募分野には10課題が申請され、うち3課題が採択されています。

採択された課題:心臓リハビリの業務を、アプリで変える

心臓リハビリテーションは、心筋梗塞や心不全の再発予防に効果が確立された治療ですが、運動中の患者さん一人ひとりの脈拍を確かめながら運動の強さを調整する業務は、医療スタッフに大きな負担がかかっています。本研究では、患者さんごとに設定した目標脈拍をもとに運動の強さを自動で判定し、タブレット1台で複数の患者さんを見守れる運動支援アプリを開発し、医療現場での実用化を目指します(特許出願中)。

アプリは令和9年度(2027年度)の上市を予定しており、医療機関の先生方向けに先行のご案内を受け付けています。

病院の外へ:健康経営・自治体の健康づくりにも展開

課題名の末尾にある「職域生活習慣病予防への展開」のとおり、本研究が目指すのは心臓リハビリの業務改善だけではありません。このアプリの中核は、心臓リハビリテーションで用いられている脈拍から「いまの運動がちょうどよい強さか」をその場で見える化し運動管理をサポートする技術です。病院の中で再発予防に使える技術は、病院の外の予防にも使えます。企業では、健診で運動を勧められた社員の運動習慣づくり(健康経営)に。自治体・保険者では、専門医監修の運動教室や地域の健康づくり事業に。研究の後半では、こうした職域・地域での活用に向けた検証も計画しています。

関連サービス:「健康経営セミナー」/「自治体・保険者向け 運動教室・体力計測会(ハートフィット)

国立循環器病研究センターについて

国立循環器病研究センター(大阪府吹田市)は、心臓病や脳卒中などの循環器病を専門とする国立高度専門医療研究センター(ナショナルセンター)で、循環器病の研究と高度医療におけるわが国の中核機関です。当社は、同センターの認定を受けた「国立循環器病研究センター発ベンチャー」の第5号企業であり、代表の丸目は同センター心臓血管内科の非常勤医師として診療にも従事しています。本研究でも、代表機関である同センターと緊密に連携しながら開発を進めます。

今後について

当社は「医療の伸びしろは病院の外にある」という信念のもと、制度と現場、医療と日常のあいだにある溝を埋める事業に取り組んでいます。本研究はその中核であり、心臓リハビリの現場の負担を減らし、予防・再発予防をより多くの方に届けるために、研究開発に全力で取り組みます。

事業の概要は AMED の公募ページをご覧ください。本研究や導入のご相談・取材のお申し込みは、お問い合わせフォームまたは info@doctock.jp までお願いいたします。

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