安全に、体力が上がる運動教室。
介護予防や生活習慣病予防の事業で一番難しいのは、「持病のある方を安全に参加させること」と「効果を数字で示すこと」です。当社の運動教室「ハートフィット」は、循環器専門医が心臓リハビリテーションの運動管理方法を応用し地域向けに設計したもので、心筋梗塞や心臓手術の後の方も参加し、転倒事故ゼロで体力の向上を数字で示してきました。結果は日本循環器学会の地方会で発表しています。
こんな事業に
- 介護予防・フレイル予防の運動教室(一般介護予防事業、地域包括支援センターの講座)
- 国保・健保の保健事業(生活習慣病の重症化予防、健康ポイント事業のイベント)
- 住民向けの体力計測会・健康講演(健康フェア、公民館、商業施設)
- 心臓病の方の地域での受け皿(病院の心臓リハビリは原則150日で終了します。外来心臓リハビリの参加率は日本で約7%)
プログラム
ハートフィット(運動教室)
- 構成:3か月、2週間に1回・60分。回数・頻度は事業に合わせて調整します
- 1回の流れ:体調確認と準備運動 → 脈拍を測りながらのオリジナルエアロビクス → 自重での筋力トレーニングとストレッチ → 健康相談・医学講座
- 特徴:参加者ごとに適切な運動強度を脈拍で設定し(Apple Watch で可視化)、心臓に負担をかけすぎない範囲で行う。特別な器具を使わず、地域のセミナールームや貸会議室で実施できる。すべて「畳一畳でできる運動」なので自宅でも続けられる
- 医学講座・健康相談:注意すべき症状、体重・血圧の見方、心臓に優しい生活のコツを専門医が直接説明

運動教室の様子:器具を使わず、地域の会議室で実施
体力計測会
- 循環器専門医が「6分間歩行試験」「握力測定」を実施し、体力年齢を算出。医師によるミニレクチャー付きで約60分
- 運動教室の入口としても、単発のイベントとしても実施可能
実績:学会で発表したデータ
2026年6月、日本循環器学会 第280回関東甲信越地方会で「慢性期の病院外での運動療法の有効性」として発表しました。対象は心臓病・心臓病予備軍の高齢者9名(平均77歳、66%に心筋梗塞・弁膜症手術後・心房細動などの既往)です。
3か月で6分間歩行距離が平均 472m → 513m(+41m、p<0.05)

6分間歩行距離は世界的に使われる体力の指標です。月に2回の地域の教室で得られた +41m は、病院が行う在宅心臓リハビリテーションの報告(+41〜49m)と遜色のない改善幅です。

運動への理解が上がり、不安が下がる

「どのくらい動いてよいか分からない」という不安が、運動を避ける最大の理由です。脈拍を見ながら専門医と一緒に動くことで、適切な強度の理解度が 3.8→6.6(10点満点)に上がり、心臓への負担に対する不安は 7.5→4.5 に下がりました。
効果は1年後も、終了後も続く

- 81歳女性(弁膜症手術後):1年で6分間歩行距離が 411m→525m(+114m)、握力 11.6kg→17.6kg
- 77歳男性(心筋梗塞後):411m→530m。プログラム終了から6か月後も 522m を維持
- 体力計測会:のべ100人以上、参加者満足度100%、転倒事故ゼロ
実施・認定
- 2024年〜 文京区にて隔週開催。(ハートフィットの原型)。効果を実証し、ハートフィットとして体系化
- 2024年 港区健康づくりサポーター認定、港区立産業振興センター登録団体
- 2025年 国立循環器病研究センター発ベンチャー認定(全国5社目)。
- 2026年6月 日本循環器学会 第280回関東甲信越地方会で結果を発表
- 2026年8月 AMED ヘルスケアサービス実用化研究事業 採択
参加者の声
「循環器内科の先生のリハビリプログラムがハードでなく、続けることにより心肺機能がアップにつながりました。目標にしていた1日の歩数6000歩をクリアできる日が増えました。」(70代・心筋梗塞・バイパス手術後)
「心臓病があるため運動はどうかなと思っておりましたが、循環器の先生が付いて運動を指導していただけるという安心感が大きいです。教えてもらった運動を家でもやっているので、運動量は増えました。」(80代・弁膜症手術後)
「参加してよかった点は、参加者の皆さんに出会った事。素敵な先生に出会った事で続けることができています。」(70代)
安全の仕組み
- 循環器専門医(心臓リハビリテーション指導士)が毎回、血圧・脈拍・体調を確認してから開始
- 参加者ごとの目標脈拍を設定し、運動中の脈拍をウェアラブルで確認
- 心筋梗塞・心臓手術後・心房細動の方も参加してきた実績。主治医との連携も相談可
アプリを使った地域健康事業(AMED 実証)
教室の外での日々の運動を、当社の運動管理アプリ「運動の先生」(仮称)で記録・確認する取り組みを、AMED ヘルスケアサービス実用化研究の一環として小規模自治体で実証する計画です。ご関心のある自治体・保険者の方はご相談ください。
進め方・料金
- ご相談:事業の目的・対象者・予算・時期
- 事業設計:回数・会場・定員・評価項目をご提案(企画書・提案書の作成を支援)
- 集客支援(ポスター・説明会)→ 実施 → 体力データの前後比較を含む報告書
料金は回数・人数・場所に応じてお見積もりします。単発の体力計測会・講演は基本講演費用+出張費です。
※ 学会発表のデータは少人数(n=9)の前後比較です。効果には個人差があり、特定の結果を保証するものではありません。