ずぼら栄養学

減塩カレイの煮つけ~【医師考案】時短家電を使った簡単で美味しい減塩料理:らくシオ③~

カレイの煮つけについて

日本人には魚を食べたいという欲求が遺伝子に組み込まれています。

私は2年間ヨーロッパのアルプスの真ん中にあるような街に住んでいましたが、魚料理がほぼ皆無で、魚を食べたい欲を抱えていました。

魚が食べられるところに旅行に行った際には、3泊4日、ひたすらに魚料理を食べていました。

そして、魚料理の中でも今回の煮つけは、いくつになっても、どんな病気を患っても、食べ続けたいメニューではないでしょうか。

マル

そこで、今回は、心臓病の方でも安心して楽しめるように、カレイの煮つけを減塩で作ってみます。今回もホットクックを使用して塩分を正確に調整します。

食材

今回のレシピは以下のこちらのサイトを参考に調味料の量を変更しています。

~2食分の食材~

カレイ(下処理されたもの) 2尾

大根 2切れ

<調味料>

酒:みりん:しょうゆ:砂糖 = 2:1:1:1/3の割合で使用します。

※おいしいと感じる黄金の塩分濃度0.6%を達成するためにしょうゆの量を食材の3.5%にします

詳しくは以前の記事をご覧ください。

1人分の食材:200円

準備:3分

かれいは皮に切り目を入れる。

大根は2㎝ほどの厚さに切ります。

内鍋にかれいと大根を重ならないように並べます。

ここからが、らくシオのポイントです。

まずは食材の総量の重さを測ります。326gです。

その3.5%のしょうゆがおいしい塩分です。この場合は

326g x 0.035 = 11.4 g です。

味付けは酒:みりん:しょうゆ:砂糖 = 2:1:1:1/3の割合ですので、

しょうゆを11.4g,酒 22.8g, みりん 11.4g, 砂糖 3.8g を入れた測ります。

※この際には小数点1桁まで計測できる測りが必要です。わが家ではTANITAのKD-320を使用しています。

合計の調味料は49.3gになりました。

それを食材のまんべんなくかけます。

参考にしたレシピの半分程度の調味料であり、ひらめが調味料につかりきれてません。。

今回はさすがに味が十分につかないかもしれないという不安を抱えつつ調理に向かいます。

調理:25分以内

調理はいたって簡単。

メニューを選ぶ → メニュー番号で探す → No.026(かれいの煮つけ) → 調理を開始する → スタート

です。

調理時間は25分と表示されますが、もっと早く出来上がりました。食材の重さなどで調整してくれるのでしょうか。

実食

では、食事を盛りつけましょう。

ここで、らくシオのポイントです。

塩分管理のために、食べる食事の量を測ります

今回は、133gでした。らくシオの基本は水蒸気で逃げた水分による塩分濃度の変化は無視できるとして、塩分濃度0.6% をかけます。

133gx0.006 = 0.8 g の塩分が入っているとわかります。

減塩かれいの煮つけが見事完成です!後はちゃんと使っていなかったかれいの味が薄くないかどうか。

マル

たれがちゃんとついている部分は全く文句ないです。日本人の遺伝子を満足させる味です!でも正直、たれが付いていないところだけ食べるとたまに味が薄いです。ただ、お皿についたたれをうまくつけたりして食べると、ストレスなく食べられます。大根も魚の煮つけの時間でしっかり調理されており、柔らかくなっています。味も満足ですね。

ソフィー

とっても美味しい仕上がりでした。ホットクックは煮込み料理のイメージで魚料理と聞いてはじめはピンときませんでしたが、ホットクックの良さが活かされ魚もふっくら仕上がっておりました。他のお魚でも試したいです。

<評価>(参考:評価基準

おいしさ★★★★
栄養バランス★★★★
手軽さ★★★★
値段★★★★
総合★★★★

下準備ほぼなしですが、調味料が多いので正確に測る手間がありました。準備が終われば、後はホットクックにお任せで、十分簡単に出来上がります。ちゃんと食材が調味料に浸かっていないのは不安でしたが、十分ご飯が進む味でした!総合は4点にしました。来月にでも、また作りたい!

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